新築やリフォームしたい時期、テレビに住宅関連のCMが流れると、
ついつい見入ってしまうものです。
マンションリフォーム研究所スタッフの近藤です。
何度も目にするうちに、・知名度が高い・信頼できそうと感じる人もいることでしょう。
1本のCMを作るには多くの費用が発生します。有名タレントを起用すれば、
制作費用だけで数千万円になることもあります。
また、CMをテレビで放送するにも費用が必要です。その額は、地域や時間、視聴率によって異なります。
諸説ありますが、例えば15秒スポットの場合、
・民放放送局のゴールデンタイム:200~500万円
・ローカル局のゴールデンタイム :20~100万円
・キー局の深夜帯:50~100万円とも言われています。
テレビだけでなく、インターネット上でも多くの広告を目にしますよね。
新聞の折り込みチラシでも、見学会やセミナーの案内を見かけます。
このように、私たちの周りには多くの広告が溢れています。
これらには、すべて費用が発生しています。
無料見積もりをしている業者の場合、契約まで至らなかった人に
費用負担をお願いすることはできません。結局、これら広告に関する費用は、
その業者と契約したお客さんが負担するしかないんです。
そのため、あるハウスメーカーでは、顧客一人当たり数百万円の広告宣伝費を負担しなければならないとか。
といっても、見積書に『広告宣伝費』と記載してあるわけではありません。
だから、一般のお客さんは自分がいくら負担しているのか気付いていません。
知名度の低い工務店での家づくりは不安ですか?でも、その知名度の低さは、
広告宣伝に費用を掛けないのが原因かもしれません。
あなたが広告宣伝費を負担しなくてよいということは、
同じ予算でより良い家づくりができる可能性があるということです。
知名度が低い分、探す手間はかかりますが、
あなたが住む地域には隠れた名店があるかもしれません。
インターネットや施工現場、地域の人の口コミなどもフル活用したいですね。