あなたがこれから建てたり、リフォームする新居は、
外観がきれいで見栄えが良く、最新設備が充実していて、
気密性や断熱性、耐震性などの性能も時代のニーズに合っていて
今まで暮らしていた住まいより快適な暮らしを満喫できます。
マンションリフォーム研究所スタッフの近藤です。
「そんなの当然でしょ?」と思いますよね。
そんな風に満足度や快適度を高めてくれたその家は、
住み続けるほどに見栄えの良さが失われていきます。
新しい設備が登場するたびに、
今使っている設備の古さが気になります。
もしかしたら、「もう少し後に建てればよかった」「もう少し後にリフォームすればよかった」
「お金さえあれば、もう一度新築したいな」
などの思いを抱くことがあるかもしれません。
しかし、「夢」を叶えた家づくりをすれば、
満足度が上がるだけではありません。
年月による満足度の低下を防ぐこともできるんです。
あなたが家づくりで叶えたい夢は何ですか?
「防音性の高い部屋で、時間を気にせず楽器の演奏やカラオケを満喫したい」
「作業台が広いキッチンで、そば作りの腕を磨きたい」
「大きなスクリーンで、大好きな映画やスポーツを見たい」
「家族が自然と集まるリビングで、穏やかな時間を過ごしたい」
「多少辺鄙な場所でも構わないから、とにかく広々とした空間で生活したい」
など様々な夢があることでしょう。
ささやかな夢でも贅沢な夢でも構いません。
ぜひ一度、家族の夢を聞き出してみてください。
ただ、この作業は思った以上に難しいかもしれません。
今の住まいに「アパートの狭さから解放されたい」
「上の階の人の生活音に、これ以上耐えられない」
など、現状の不満を解消することが家づくりのきっかけになっているなら、
その不満解消が最優先という意識が強いからです。
「夢なんて、そんな贅沢は望まない。
とにかく今の苦痛から解放されたい。
それだけでもう十分に幸せだから大丈夫」
そんな思いが強いと、夢を見つけるのは大変です。
現状の不満から解放された新居の満足度は、きっと高いことでしょう。
しかしその環境は、やがて『あって当然の環境』になっていきます。
当然の環境だと、その価値を意識しなくなります。
病気やケガで寝込んだ時、
「健康な体って、ただそれだけでありがたいものだな」
と気づく感覚と同じです。それはやがて、満足度の低下につながります。
今、家づくりで叶えたい夢は何ですか?