こんにちは!マンションリフォーム研究所 スタッフの村山です。
賃貸物件だと購入前に部屋のデザインや設備は決まってしまっていますが、入居者にも物件に対する細かい希望はあるものです。
そこで今回は、賃貸物件がリフォーム可能かどうかとトラブルにならないリフォームについて紹介します。
□賃貸物件はリフォームできるのか?
リフォームの可否は物件やオーナーによります。
ただ、オーナーの許可なしのリフォームはNGです。
仮にちょっとした模様替えだったとしても、オーナーの方に相談するべきでしょう。
元からあるものを勝手に取り外したり、捨てたりすることも当然許される行為ではありません。
許可を得て何かを設置した場合でも、退去時に元の状態に戻す必要が出てきます。
これは、賃貸契約を交わす際に、入居者には退去時の原状回復義務が課されているからです。
経年劣化による損耗などについては入居者が修繕費用を負担する義務はありませんが、リフォームをした場合には入居者が修繕費用を負担して原状回復をする必要がでてきてしまうのです。
□トラブルにならないプチリフォーム方法とは?
*望みの設備を家具として設置する
LDKをカウンターキッチン風にしたければカウンターやワークテーブルを置いてみたり、ロフトが欲しければロフトベッドを置くなどすれば、物件に手を加えることなく望んでいる設備が手に入ります。
*つっぱり棒を活用する
様々な長さや耐荷重量のものがあり、100円ショップで手に入る手頃なものもあります。
室内物干し竿やクローゼット棚、カーテンレールや家具の耐震補強道具など、用途が非常に多様で、画鋲やピン釘を壁に打ち込みたい場合でもつっぱり棒を使えば物件を傷つける心配もありません。
*ピンや画鋲を使って固定する
これは、画鋲やピンくらいの小さい穴なら開けても構わないという物件で使える方法です。
壁紙を変えたいけれど貼り変えの許可が出なかった、という場合でも壁に布を広げて固定することで簡易的に壁の柄や色を変えられます。
また壁に絵を飾ったり、ワイヤーネットを固定して収納スペースにすることも可能です。
以上のように、実際にリフォームをしなくても工夫次第ではある程度の希望は叶えられるものです。
□まとめ
今回は、賃貸物件のリフォームについて紹介しました。
リフォームをする際は、事前にオーナーの方に相談するようにしましょう。
当社では、賃貸物件のリフォームも承っておりますので、リフォームをお考えの方は気軽にご相談ください。