こんにちは!マンションリフォーム研究所 スタッフの村山です。
マンションの壁紙を張り替えたいとお考えの方はいらっしゃると思います。
しかし、壁紙を張り替える前に、壁紙の種類や特徴、確認すべきポイントを知っておきたいですよね。
そのため、今回は壁紙のリフォームについてご紹介します。
□マンションの壁紙の種類と材質をご紹介!
まずは、マンションの壁紙の種類を2つご紹介します。
1つ目は、量産品クロスです。
量産品クロスは、コストパフォーマンスを重視する方におすすめの壁紙です。
防カビ効果があったり、施工難易度が低かったり、厚めの生地のため下地が目立ちにくかったりします。
しかし、耐久性が少し低く色や柄が少ない点もあるため、注意しましょう。
2つ目は、一般品クロスです。
一般品クロスは、色や柄、機能面にややコストをかけ、優れたものにしたい方におすすめの壁紙です。
1000番台クロスや中級品クロスとも呼ばれ、色や柄が豊富なクロスとなっています。
また、汚れ防止や消臭、吸保湿効果など機能面で優れたクロスが多くあります。
生地が量産品クロスよりも薄いため、下地が目立ちやすくなってしまい、下地の入念な処理が必要になることには注意が必要です。
次に、マンションの壁紙の材質を4つご紹介します。
1つ目は、ビニールクロスです。
ビニールクロスは、材質の中で最もよく使われています。
さまざまな色合いのものやプリントされているものがあります。
掃除がしやすく、濡れた布で軽く拭くだけで綺麗になります。
2つ目は、紙クロスです。
吸音性が高いため、落ち着いた和室におすすめです。
和紙で作られた高級なものもあります。
3つ目は、織物クロスです。
高級感があり、寝室に使うと雰囲気が落ち着くでしょう。
しかし、埃を吸着しやすいため、こまめに壁面を掃除することをおすすめします。
4つ目は、珪藻土壁紙です。
珪藻の殻の化石でできた堆積物で、海や湖沼に沈殿している材質です。
独特の質感や風合いが人気ですが、埃や水分を吸着しやすいため、こまめな手入れが必要になります。
□マンションの壁紙を張り替える前に確認すべきポイントをご紹介!
今回は、マンションの壁紙を張り替える前に確認すべきポイントを2つご紹介します。
1つ目は、管理組合に申請することです。
国土交通省による標準管理規約によって、修繕や模様替えを施工する場合、事前に申請し書面による承認を受ける必要があります。
そのため、マンションの規約によって異なりますが、多くの方が事前に管理組合に申請します。
しかし、厳しい審査ではないため、心配する必要はありません。
2つ目は、マンションの構造を知ることです。
鉄筋コンクリート造のマンションでは、壁紙を直接コンクリート面に張り付けることは少なくありません。
このようなケースでは、コンクリートへ直接張り付けられる壁紙を選ぶ必要があります。
マンションの構造に適した壁紙を選択して、イメージと違った仕上がりにならないように注意しましょう。
□まとめ
今回は、壁紙のリフォームについてご紹介させていただきました。
壁紙は毎日の生活に大きく影響するため、納得できる壁紙を選びましょう。
何かお困りのことがありましたら当社にご相談ください。