こんにちは!マンションリフォーム研究所 スタッフの村山です。
最近のキッチン設備ではIHクッキングヒーターがコンロよりも主流になりつつあります。
そこで今回は、IHのメリットとIHにリフォームする際の注意点を解説していきます。
IHへの移行を検討中の方はぜひ参考にしてみてください。
□IHのメリットとは?
1つ目は、高い安全性です。
IHは加熱の際に火が出ないことから、洋服などへの引火の危険性がないので安全性が高いです。
小さい子どもがいるご家庭や火の消し忘れが不安な方にとっては、きっと安心材料になることでしょう。
しかし、IHに付着した汚れが火災の原因になることや、加熱中かどうかすぐに判断しにくいという側面もあるので、汚れや使い方に注意を払う必要があります。
2つ目は、快適な温度です。
夏場にガスコンロを使って料理をすると、火が出るのでキッチン周りがどうしても暑くなってしまいます。
一方、IHは鍋の底だけが過熱されるため長時間キッチンに立っていてもガスコンロより暑さを感じず、快適に料理できます。
3つ目は、掃除のしやすさです。
ガスコンロの場合、加熱の際に上昇気流が起こるため壁が汚れがちですが、IHだと汚れはつきません。
また、IHはガスコンロのように掃除のしにくい凹凸や隙間がなく、フラットな天板なので表面を拭けば掃除が完了するので掃除の手間が省けます。
□IHにリフォームする際の注意点とは?
マンションの場合、部屋の電気容量に注意が必要です。
築10年以上のファミリータイプのマンションだともとの電気容量は30から50Aで、IHの他にもエアコンなどの家電も使うことを考えると20Aほど追加で容量が必要になってきます。
よって、部屋の電気容量を増やさなければなりませんが、古いマンションだと全体の電気供給量がそれほど多くないために部屋ごとの電気容量を増やせないことがあります。
このような状況も起きうるため、リフォームの前に部屋の電気容量を増やせるかどうかマンションの管理組合の方に確認することをおすすめします。
また、コンロの交換工事だけを行う場合、思ったよりも工事費用がかかることにも注意しましょう。
ブレーカーが頻繁に落ちるといったことのないよう、電気容量に余裕を持たせることも大切です。
□まとめ
IHクッキングヒーターの特徴と、リフォームの際の注意点について解説しました。
便利で人気のあるIHですが、注意点をきちんと理解したうえで導入を検討すると良いでしょう。
マンションのリフォームをお考えでしたら、お気軽に当社までご相談ください。